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【カナダワーホリ#9】トロントでバイト・仕事探し/日本食レストランで働いた体験談

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ゆっき*

カナダワーホリ#シリーズではカナダ生活での学びや気づきなどをシェアします。勉強だけではわからない海外生活の体験談から学べる日本との違いをご紹介。

前回はトロントのクリスマスの雰囲気・写真などを紹介しました。

今回はカナダでのバイトについて、(探し方・給料・時給など)私の経験からアドバイスもします。

カナダは英語圏。英語がおぼつかない私でも

「雇ってもらえるのか?」

「面接はうまくいけるのか?」

「バイトはどのくらい稼げるのか?」

など不安だらけで始まったカナダ生活の前半戦(戦いではないですね 笑)

私はバイトする気満々でワーホリに来たので仕事探しは必須。

貯金を切り崩しての生活なので最初から追い込まれた状態でした。(まあ、だいたいの人はそう)

なので初めの1ヶ月だけ語学学校に通って、そこからはバイト探しです!

この記事でわかること
  • カナダのバイトはどのくらい稼げる?(時給・給料)
  • オススメのバイト・理由
  • バイト探し・応募時の体験談など

カナダ・トロントのバイトは稼げる?/時給・給料など

結論、「カナダのバイトは稼げる!」です。

気になる食費とかも、日本人にはビックリ!な大容量の食品がお得なため高いと感じたことはありません(その分チップ文化がある外食は高く感じます)

そんな私がお世話になったバイト先は日本食レストランの裏方のお仕事

<主な仕事内容>

肉・野菜のカット、料理の仕込み、皿洗い(専用機械アリ)、清掃など

運転免許を持っていた私は下準備した食材を姉妹店に届ける配達もしました。

オンタリオ州免許への切り替えも現地で1ヶ月ちょいでできます。

バイトはいくつか他にも応募もしたのですが、選んでいる猶予もないし英語力も微妙だったので日本食レストランのバイトが受かった時は助かった気持ちが強かったです。

所詮バイトと思って始めたカナダでのバイトは思ったよりも稼げてビックリしたのを覚えています。

人によっては、日本で正社員しているより稼げるかもしれません

もちろんシフトは多めの週5で1日8時間くらい。

フルタイムで入る必要はありますけど、そもそも最低賃金が高くて残業代も出るのでやりがいはありました。

ワーホリ1ヶ月の給料どれくらい稼げる?/旅行資金も貯めれる?

バイトの給料ですが、フルタイムで週5以上で働くなら1ヶ月だと日本円にして25万前後くらいは稼げる感じでした。

*カナダの賃金は年々少しずつ上がっているので、そこに円安が合わさると日本円換算だともっと稼げるでしょうね。

私はガッツリ働いて旅行のお金も貯めたかったので、基本週5のシフトで忙しい時期の残業も喜んでやりました!

飲食店バイトの特権、まかない付きでお昼代を節約できたのも良かったです。

バイトで賄い付きだと出勤した日は食費を抑えられるので、

週5勤務で稼ぎつつお昼を食べに行ってるような感じにも。。(あ、本音が・・笑)

そんな感じで後に行くヨーロッパ旅行の資金も貯めれました。

バイトの繁忙期と閑散期は聞いておくべし!

店によっては年間を通して繁忙期と閑散期があります。

私も暇な時期は早上がりやシフトが減らされたりしました(汗)

まさか給与少ない月があるなんて予想外ですよ!!

初めから確認しておくと「今月は給料が思ったより稼げない」

なんて困る前に稼げる時期に余裕をもった貯金の対策が立てられます。

どのくらい稼ぎたい、暇な時期のシフトについては面接で聞いておくことをおすすめします!

カナダの時給(最低賃金)は日本より高い!

オンタリオ州・トロントの時給:$15.5(日本円換算=1560円くらい)

*1カナダドル=104円(2022年8月時点)

カナダの時給(最低賃金)は州ごとに違います。

最低賃金の平均は$15くらいで、全体では$12〜$16あたりで推移しています。

日本だと地方では時給1000円以下ですから、かなりいいですよね?

近年は物価上昇に伴って、少しずつ時給も上がっています。

外食は高いですが、食費などは日本で生活する感覚とさほど変わらないといったところ。

カナダで稼いで物価の安い国に旅行に行くとちょっと贅沢できちゃいますね。

バイトのチップでさらに収入に上乗せ

欧米などではチップ(Tip)文化がありますよね。

レストランなどで飲食したときに会計の15%ほど、サービス代として気持ち多めに払うのが一般的なマナー。

会計とは別でテーブルにチップを置いていったり、クレジット払いだとチップの分を多めに金額を入力したりします。

これが働く側になると貰えるのですが、バイトの時給とは別でチップの分多めに稼げるのです。

お客さんから頂いたチップのルールは店によります

  1. 接客担当した人が全部もらっていい店
  2. 一旦チップをまとめて店全体で分配する店

基本的にチップが貰えるポジションは接客を担当する人ですが、私のバイト先では全員に分配する方式だったので裏方スタッフも少しもらうことができました。

裏方だった私はチップについては期待ぜず、臨時収入で「小遣いがもらえたラッキー!」な感覚で嬉しかったです。

英語初心者の日本人にオススメのバイトはある?

タイミング・個人の実力によってはもっといい求人が出ているかもしれないですが、参考までに私の経験からおすすめしますと・・

英語初心者にオススメはもう、日本食レストランです(想像通り?)

おすすめの理由は

  • 人気・忙しい店は稼げる
  • 日本人なので受かりやすい
  • 英語のレベルが低くても裏方などの仕事もある
  • 職場で働く外国人、日本人の繋がりで出会いも広げられる
  • デメリットは「完全英語環境でない」くらい

ワーホリでよくある理想のバイトといえば

「できれば英語環境の職場で働きたい!」

「バイト先で英語力を磨く・友達作ってお金も稼ぐ」

ですが英語力が足りない or バイトを早く決めたい時は、

海外で日本語ができる特権を使うのも悪くはありませんよ。(悪魔のささやき?笑)

海外の日本食レストラン(居酒屋・ラーメン屋・寿司屋など)は洋風ミックスで、カフェみたいなお店も多い印象でした。

デメリット多そうに見えて、メリットが多い「日本食レストランのバイト」

普通、英語圏で働くとなれば英語で面接・コミュニケーションは当たり前にできてないと仕事もままならないです。

しかし、日本食レストランが世界中にあるおかげで英語初心者の日本人でもバイトがGETしやすくなっているのです(ありがたや〜)

英語初心者にとってこれほど心強いバイト先はないのではないでしょうか?

私が働いた日本食レストランでは面接は日本語でした。職場も日本人が多く日本語が飛び交っていましたが、外国人もちょくちょくいるので、その人たちとは英語で会話することができます。

たどたどしい英語の英会話初心者でも、ほどよく英語に触れつつ交流もできるので完全に日本語オンリーというわけではないのがGood!

また、英語の悩み・現地のことなど、相談もバイト先の先輩社員は心強い味方になります。

どうしても英語で仕事がしたい!というなら店内でサーバー(ウェイター業務)で接客するという道もあります。

初めは日本語ばかりの環境はどうかなぁ・・と思っていたものの、色々なメリットもありますし、英語力がついてきたら他の仕事を探すこともアリです。

私が働いてみて思ったのは、日本食レストランとはいっても最初の勝手な印象と違って「デメリットばかりではないのだな」ということです。むしろ私は楽しく働かせていただきました。

結局バイト先も自分次第でいいライフスタイルが作れるので、英語初心者なら個人的にはおすすめなバイト先です!

『英語環境』日本人のいないバイトにも積極的に応募してみるのもオススメ

できる事なら英語だらけの職場で働くほうが英語力もつくのですが、

正直、簡単な英会話でも自分の言いたいことが話せないと仕事ゲットはきついです。

もちろん、ある程度英語が話せる人はネイティヴだらけの職場に応募しまくってみるのをオススメします。

かなり苦労はするでしょうが、受かればお金と本場の英語力を養う環境が手に入ります。

私は英語力微妙でしたが応募してみて「まだまだ英会話の練習が足りないなぁ〜」と自分の実力を身をもって知りました。(面接はメッチャ緊張しましたがこれも経験)

もし悩んでるなら、応募してみて受かればラッキーくらいでもOK

挑戦して失敗したら辛いけど、反省点が見つかるので経験値は上がります。

『自分の英語力だと微妙かも・・?』と悩む人の狙い目

  • これまでに経験のある仕事
  • 接客業務より調理補助のような裏方ポジション

自分の英語力は微妙だけど英語環境のバイトに挑戦したいなら、自分が経験のある仕事や会話の少ない裏方的な仕事を探すのもオススメです。

綺麗な英会話ができなくても人手不足なら『フルタイム週5で沢山働きたい』とアピールすれば雇ってもらえる可能性も上がります。

ぶっちゃけ、小規模なレストランの皿洗い・仕込み・調理補助的などではカタコトの英語でも意思疎通ができれば問題ありません。(要は雑用ポジション)

実際、日本食レストランで働く外国人にはそのような裏方スタッフが数名いました(英語はカタコトで日本語はわからない)

私が面接を受けた、英語環境のタコス屋さんでは雇ってもらえそうでしたが雰囲気が合わず日本食レストランで働きました。

やはり仕事なので会話を必要とするポジションは英会話力がそれなりに必要ですが、ポジションによっては必要最低限の英語力でもできる仕事はあります。

英語環境のバイトがいいというのであれば、こういったポジションも検討するのも一つの手ですね。

何も飲食店に限らず、求人には色んなお仕事募集があったりするので、タイミングが合えばいい仕事見つかるかも?です。

カナダ・トロントでバイトの探し方/応募の流れは?

カナダ・トロントでバイトの探し方

  1. ネットの求人サイトで探す
  2. 知り合いの紹介・コネで探す
  3. 店に直接声をかける(店のマネージャーに履歴書を渡す)

バイトの探し方は基本、直接店に声をかける or 求人サイトから応募です。

私はネット求人からの応募のみでした。

求人サイトで見つけたバイト詳細にはメールアドレスがあるので、そこに英語で書いたレジュメ(履歴書)をメールで送って応募します。

私には知り合いのコネもないし、直接お店などに声をかける勇気・英語力もなかったのでネットでの応募一択だったのです 笑

まあでも、探し方的にはネット求人から応募をする人がほとんどだと思います。

バイトの探し方のコツは「数打ち戦法」がベスト

  1. 気になる求人に応募メールをガンガン送る
  2. 反応のあった中から検討する
  3. 仕事を探していることを周りにアピールしておく

バイトの探し方は『積極的に動いて数打ち当たる!』くらいの気持ちでどんどん応募して反応のあった中から選ぶイメージです。

そもそも応募しても面接すらできなかったりするので、応募を迷っている時間はもったいないです。

求人はタイミングなので、応募者が埋まる前に気になったらとりあえず応募。

仲の良い友達やルームメイトなどにも「バイト探しているんだよね〜」と言っておくと「そういや、あそこの〇〇〜」と情報が貰えることもあります。

ネットで 「トロント バイト 求人」 と検索すればいろいろ出てきますが、参考までに求人サイトも載せておきます。

トロントの求人サイト

ちなみに、私が応募した仕事はこんな感じです↓↓

  • 日本食の居酒屋(外国人店長・裏方スタッフ)
  • バーテンダー(日本人オーナーのBAR)
  • タコス屋(調理・皿洗い)
  • 日本食レストラン(裏方スタッフ)

他にも良さげなバイトにはメールをいくつか送ったのですが、返事が返ってきたのはこれらの職場でした。

バイトの応募後の流れ

バイトの応募後は、

  1. メールが返ってきて直接インタビュー(面接)に行くパターン
  2. 直接電話がかかってきて電話で事前に色々聞かれるパターン

の2パターンがありました。

ほとんどの場合、バイト応募の流れは以下のイメージ。

応募→メールで面接の日時を決める

バイト先で面接その場で採用 or あとで結果連絡

私のときは、日本人が経営しているバー(BAR)のお店からは日本人オーナーの方から直接電話があり、着信履歴に電話が入っていたので折り返し電話をしました。

お酒が好きだったのと、お酒を作りながらお客さんと接客できたら英語の練習にもいいと思ったのですが、英語力というよりバーでの仕事の経験がないのが厳しかったようで不採用。(日本で少しでも経験しとけば・・とか思いましたね)

インタビュー(面接)は日本のバイトと同じ感じ

バイトのインタビュー(面接)で聞かれること

  • どんな仕事の経験があるのか?
  • どのくらい働けるのか?(週5?何時間?いつまで?)
  • ビザ・滞在はいつまで?
  • どこに住んでいる?
  • 最後に質問などある?

インタビュー(面接)で聞かれること自体は大したことはないです。

私が応募した居酒屋さんは外国人店長だったので英語面接でした。

ですが、当時の私は英語力に自信がないので緊張しまくり、英語で受け答えするだけで精一杯な状態でした。

英語での面接はまだ英語力が足りなかったのもあり苦戦。

最終的には、日本食レストラン(ラーメン屋)の裏方スタッフとして拾っていただきました。(ここは日本語面接だった)

バイト探しは少しでも英会話力を日本で磨いてきた方が選択肢は広がること間違いないです。

バイト探しの時ほど、日本にいる時からECCオンライン英会話とかで「もっと会話練習しとくんだったなぁ〜(泣)」と思ったことはないかもしれません。

カナダでバイトしてみてどうだった?

私のバイトは裏方スタッフとして仕込みの準備・配送。

午前中は姉妹店へ仕込んだものを配達するためにトロントを車で移動していたので、街並みを見ながら英語ラジオを聴きながら運転していると「カナダで働いてる〜!」という感覚が楽しかったです。

仕込みの材料(肉やスープなど)を運んだりゴミ捨てなんかはかなり重かったですが、男なので力仕事は任せてくれ!!って感じで筋トレ感覚でやっていました。

カナダにいると周りの人が大きいから、男としてはたくましさ欲しくなってポジティブに仕事も頑張れた(笑)!

正直、裏方スタッフも体力使う仕事なので帰りはクタクタでしたが、ホームステイ先の用意されている夕食を楽しみに地下鉄で帰る生活もいいもんです。

仕事に慣れて日々の移動などルーティーンができてからはワーホリ生活も充実し出した感じがありました。

ホームステイは英語環境だし、スーパーなんかも面白い食品あるしで、海外にいるだけで仕事の疲れも吹っ飛ぶ気がするのは私だけではないはず。

ということで簡単ではありますが、お仕事のお話でした〜。

次はトロントのスーパーマーケットやお店についてです!