英語を上手く話せるようになりたい・・
しかし、英語上達の道のりは決して平たんではありません。
習得には個人差があり、様々な障壁に直面するもの。
そこで今回は、英語がなかなか上達しない人の特徴と
それらを克服するための秘訣をご紹介！
英語上達に行き詰まりを感じている方は、この記事を読むことで新たな一歩を踏み出すヒントが得られるはずです。
語学の習得は時に挫折を味わいますが、
適切なマインドセットと方法論を知ると強い味方になってくれますよ。
英語が上達しない人の特徴とは？
英語上達をはばむ要因は人それぞれですが、
一般的によくみられる特徴が存在します。
まずは、そうした特徴が自分にも当てはまっていないか確認してみましょう！
ネガティブな考えが増えている
上達が遅れると、「自分には語学の才能がない」
「これ以上頑張っても無理だ」と決めつけがちです。
こうしたネガティブな考え方が、学習意欲を低下させ、さらなる停滞を招きます。
英会話の時、焦りと不安がある
「どうしてもスピーカーのように話せない」と焦り、緊張感や不安から凍りついてしまう傾向があります。こうした心理的プレッシャーが、発音や言葉の出にくさにつながります。
アウトプットの機会が少ない
インプットが多くても、アウトプットの機会が少なければ英語力は伸び悩みます。聞いたり読んだりするだけでは物足りず、話したり書いたりするアウトプット練習が欠かせません。
継続できていない
わずかな期間勉強しては投げ出し、またしばらくぶりに再開する、といった継続性のない学習スタイルでは、確実に力がつきません。一定の期間、コンスタントに取り組む習慣がなければなりません。
偏った練習／勉強になっている
ある一つの側面(発音や文法など)に的を絞りすぎて、他の重要な要素を怠っていることも、上達の妨げとなります。
集中的にスキルアップを狙うのもいいですが、バランスの取れた総合的な練習が肝心です。１週間ずっと同じ分野を勉強するというよりも、日によって鍛える箇所を変えるなど工夫もしたいところ。
このように、英語上達への障壁は様々な形で立ちはだかります。
上記を参考に、自分の改善点を確認してけ取り組めば、きっと前途は開けるはずです。
英語が上達しないを克服する４つの方法
上記で挙げた特徴を踏まえ、まずは学習面で取り入れたい
英語上達への効果的な方法を見ていきましょう！
あなたはどれだけ意識して取り組めているでしょうか？
１、「日常で英語の使用」を積極的に取り入れる
初心者はまず、日常生活で英語を使う機会を積極的に作ること。
短時間でも構わないので、毎日少しずつ英語に触れるようにしましょう！
可能であれば、以下のような方法をお勧めします。
- 英語の本や記事を読む
- 英語の音楽・ラジオ番組などを聴く
- 英語のSNSやブログを読んだり書いたりする
- 英語の映画やドラマを観る(字幕あり・なし)
- 自分の周りにいる外国人と英語で会話する
このように、日常生活にささやかに英語を取り入れることで、英語を身近に感じ、自然と耳も発音やリズムに慣れ親しめるようになります。
意識的に英語に触れる機会を増やすだけでも、英語に対する心理的な壁を取り除き、上達への大きな一歩となります。
２、リスニングとスピーキングの練習を重視する
英語の4技能(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)の中でも、リスニングとスピーキングは特に重要です。
なぜなら、コミュニケーションの根幹となる技能だからです。
リスニング力を高めるには、ニュースや映画、ネイティブの話す英語を繰り返し聞くことが一番です。
最初は理解できない部分が多くても構いません。何度も聞き直すことで、徐々に耳が慣れていきます。
スピーキングの練習は、自分の内なる思考を英語で出力することに重きを置きます。具体的には以下のようなトレーニングがお勧めです。
- 独り言で英語を話す練習をする
- 録音したスピーチを聞き直し、自分の発音を確認する
- 英語の質問に対して即座に英語で答える練習をする
- 英会話レッスンに参加する
話す機会を多く持つことで、英語を出力する流暢さが身に付きます。コミュニケーション力がアップすれば、英語への自信にもつながります。
３、アウトプットを大切にする
インプットとアウトプットは、英語上達の車の両輪です。インプットばかりに偏らず、アウトプットの機会をしっかり確保することが重要です。
アウトプットの例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 英語でブログや日記を書く
- SNSで英語の投稿をする
- 英作文の添削を受ける
- 英語のスピーチやプレゼンテーションをする
このようにアウトプットすることで、自分の現在の英語力を常に確認でき、足りない部分に気づきやすくなります。そして、そこを集中的に克服する取り組みができるようになります。
インプットとアウトプットを上手くバランスさせることで、確実に英語力は育っていきます。
４、継続的な学習と挑戦を怠らない
英語上達には、継続的な努力が欠かせません。一時的な熱心さだけでは力はつきません。長い目で見て、コツコツと着実に取り組む姿勢が肝心です。
毎日30分、1週間に2時間、月に8時間など、自分のライフスタイルに合わせた現実的な学習計画を立てましょう。
計画を着実にこなしていく中で、段階を踏んで高いレベルのものに挑戦していきます。
例えば、
最初はシンプルな英語の映画を字幕なしで鑑賞する。
そのうち、ニュース番組の視聴に挑戦する。
さらに、専門的な題材の書籍や論文の理解を目指すといった具合です。
このように、着実に続けながら、難易度を上げていく。そうすれば、英語に対する自信がついていくはずです。
焦らず、じっくりと腰を据えた取り組みが大切なのです。
上達を早めるには・・誤解と失敗から学ぶ
さて、ここからはメンタル面での考え方です。
英語上達への道のりでは、時に誤解したり、失敗することもよくあります。
しかし、失敗から何かを学ぶことができれば、それは決して無駄にはなりません。
もし不安・自信がない・ネガティブになりがちというのなら、英語学習で上手に失敗から学ぶ心構えについて参考にしてみてください。
完璧主義をやめる
多くの英語学習者は完璧主義に陥りがちです。
しかし、言語習得に完璧など存在しません。つまずきや間違いを恐れて、英会話を控えてしまっては本末転倒です。
ミスをおかすことは全く構わない、むしろそこから学ぶ姿勢が重要なのです。英語で話す際は、間違えることを恐れず、どんどん話してみることが大切！
上達が早い人ほど会話に積極的で、間違いを恐れません。
知っている単語や言い回しでなんとか話そうとする人が多いのも事実です。
会話を通じて自分の英語の間違いに気づく場面も多々あることでしょう。
実践を通して学ぶと「次はこうしよう」と修正を繰り返すうちに
徐々に間違いが減っていき、正しい英語が身に付いていきます。
＊間違えたその場では恥ずかしいこともあるでしょうが、ほとんどの人が同じような経験をしているので言語学習とは「こういうもの」と自分に言い聞かせて糧にしましょう！
完璧を追わずに、ミスを許容する心構えが英語上達への近道です。
焦りと不安を払拭するために
「うまく話せない」「単語が出てこない」かも・・
など、英語を話す際の焦りや不安は、かえって英語力を阻害する要因になります。
焦れば緊張感が高まり、頭が空回り。
不安に駆られれば、自分の力を発揮し切れずに簡単な言葉すら出てこないこともあります。
焦りと不安を取り除くには、“今ここ”に全神経を注ぐことが肝心です。
過去の失敗にとらわれたり、将来の完璧を求めすぎたりするのではなく、この一瞬一瞬を確実に英語で表現することに集中すべきです。
会話中はとにかく落ち着いて、ジャスチャーを交えながらでも伝えようという意思をもって話すことで、コミュニケーション力は格段に上がるはずです。
失敗をチャンスに変える心構え
英語学習においては、ミスや失敗は避けられません。しかし、その失敗をネガティブに受け止めるのではなく、成長の機会ととらえる心構えが肝心です。
例えば、スピーチで単語が出てこなかったとしましょう。この失敗から、「今後こうすれば上手く言えるだろう」と発音や記憶の仕方を学ぶチャンスに変えられます。
また、言いたいことが上手く伝わらなかった場合も、その状況から「こういう表現の仕方が適切だった」と気づける可能性があります。
このように、失敗を恐れる必要はありません。
失敗する度に、「次はこうしよう」と前向きな気づきや改善点を見つけていけば、英語力は着実に伸びていくものです。
失敗を糧にして、自らの力に変えていく心構えが何より大切なのです。
英語上達のために：ポジティブなマインドセットを作る
英語上達のためには、適切な学習法を身に付けるだけでなく、ポジティブなマインドセットを養うことが不可欠。ネガティブな考え方に囚われてしまっては伸び悩んでしまいます。
ここでは、英語上達に向けたポジティブな心構えについて解説します。
自分を信じ、可能性を信じる
「自分には語学の才能がない」といった否定的な考え方を払拭しましょう！
人は誰しも学習する機会さえあれば、必ず英語を上手く話せるようになれます。母国語を話せる時点で、言語を習得する才能はあなたにも必ずあります。
まずは、自分自身の可能性を信じることが何より大切です。
失敗にとらわれすぎず、積極的に改善しながら全力を尽くせば、必ず前に進めるはずです。時には努力している自分を褒め、称えてあげるとより一層自信がついてくるでしょう。
小さな成功を積み重ねる
英語は一朝一夕には上達しません。いくつもの小さな一歩を積み重ねることで、目標に近づいていくものです。
なので、小さな成功を見逃さず、その都度達成感を味わうことが大切です。
例えば、前日よりも少しだけ早く起きて英語の勉強ができた日は、その点を称えてあげましょう。あるいは、難解な単語を一つ覚えられた時も、喜びを感じてみてください。そうした小さな喜びの積み重ねが、大きな自信につながります。
楽しみながら学ぶ
最後に、英語を学ぶ姿勢として重要なのが「楽しむ」ということです。苦痛と思えば、どんなに努力しても続きません。
一方で楽しめれば、失敗があっても前に進める力が湧いてくるはずです。
例えば、好きな映画を英語で鑑賞したり、気になる話題について誰かと英語で議論（会話・メール）を交わしてみるなど、英語に触れる機会を自分のライフスタイルに取り込むといった具合です。
そうした工夫をすれば、決して英語学習は重荷にはなりません。かえって楽しみながら上達できる、そんな魅力的な体験になるはずです。楽しむ心を忘れずにいれば、英語は必ずや味方につくでしょう。
まとめ:英語上達の秘訣は自己肯定と継続的な努力にあり
本記事では、英語上達の障壁となる特徴を挙げ、それらを克服するための効果的なアプローチをご紹介してきました。
簡単にまとめると、英語上達の秘訣は以下の2点に集約できます。
- 自らを肯定的に捉え、可能性を信じること
- 継続的な努力を怠らないこと
まず、自己肯定の心構えが何より大切です。
「自分には語学の才能がない」といったネガティブな考え方に囚われがちですが、そうした否定的な思い込みこそが最大の障壁となります。
人は誰しも学習する機会さえあれば英語を習得できるのです。ですから、自分自身の可能性を信じ、前を向いて進むことが重要なのです。
そしてもう一つ欠かせないのが、継続的な努力を怠らない姿勢。
英語上達に近道はなく、コツコツと着実に取り組む姿勢が何より大切です。焦らずにじっくりと腰を据え、小さな成功を積み重ねていくことで、必ずや英語力は伸びていくはずです。
加えて、英語を学ぶ過程における「楽しむ心」を忘れてはいけません。
英語に触れる機会を日常生活に取り入れ、好きなコンテンツを活用するなど、自分なりの工夫をすれば、英語学習は決して重荷にはなりません。
かえって、楽しみながら上達できる魅力的な体験になるはずです。
このように、ポジティブな心構え ＋ 継続した努力
が両輪となって、はじめて英語上達への道は開かれるのです。
失敗を恐れず、時に過ちから学びを見出しつつ、着実にステップを踏んでいけば、いつかはネイティブ並みの英語力を身に付けられる日が来るに違いありません。
英語上達への旅路は決して平たんではありませんが、諦めずに一歩一歩前に進めば、必ずや目標への到達は可能となります。
今日を境に、新たな気持ちで英語学習に取り組んでみませんか？きっと夢は現実のものとなるはずです。あなたはできる！
