ゆっきです。
海外ドラマや洋画はリスニング力が付くし、
英語フレーズを覚えるのにとても有効です!
でも、
英語上達したいなーと思いつつ
洋画や海外ドラマを見てると・・
- ん? なんて言った?
- ドラマの英語、全然聞き取れない
- 楽しいけど身につく気がしない・・
実際「ほとんど何言っているかわからない」という人も多いはず。
私もカナダで英語ができずに、もがき苦しんだ時
海外ドラマを見て英語力を上げていました。
ただ見るだけでなく、やり方さえ意識していけば
リスニング・発音・英語表現を覚えるのに大いに役立ちます!
そこで今回は
海外ドラマ・洋画の英語が聞き取れない原因について、
大きく3つにまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
ドラマの英語が聞き取れない・洋画で何言ってるかわからないときの原因/対処法
洋画や海外ドラマで何言ってるかわからない時の対処法は、
なぜ聞き取れないか原因をハッキリさせると対処しやすいです。
自分は何が原因で聞き取れないのか?
以下を参考にしてみて下さい。
洋画や海外ドラマの英語が聞き取れない3つの原因
- 生の英会話スピード・リズムに慣れていない
- 正しい英語の発音を知らない
- ドラマが自分のレベルに合っていない
1、生の英会話スピード・リズムに慣れていない
実際の英会話は、教科書やリスニング教材より早かったり
人によっては独特のリズムで英語を話します。
- 物静かな人
- 性格がガツガツした人
- イケイケな若者
- 気取った話し方をする人
人によって話し方が変わるのは英語も同じ。
それに地方出身の人は地域の訛りがあったりしますよね!
普段から英語ニュースやテレビ、実際にネイティヴが話しているのを聞き慣れていないと、たまに海外ドラマを見た時にはとても早く感じるはずです。
なぜなら、感情のこもった英会話は音の強弱があるので、私たちの知っているTOEICや英検などの試験の機械的な発音とは違う音に聞こえるからです。
対処法:音のリズムを意識して聞くようにする
実は早く喋っていなくても、
話すリズムによっては早く聴こえてしまうこともあるのです。
・早く聞こえる英語→リズム・音の区切り方を意識して聞いてみる
・聞き取りに慣れるまで→色んな人の話すリズム感を探ってみる
海外ドラマや洋楽では様々な登場人物がいます。
彼らは「どんな人?」「性格・出身地は?」「話し方の癖は?」などと意識しながら見るだけでも聞き取りやすさが変わりますよ。
そもそも英語自体がうまく聞き取れない場合でも、
洋画やドラマを通して色んな人の話し方(リズム感とスピード感)はつかめるようになるので、まずは「相手のリズムを掴む」から意識してみましょう!
2、正しい英語の発音を知らない
正しい英語の発音をされると、自分の知ってる単語ですら聞き取れないこともしばしば。発音が原因で英語が聞きとれない時は以下の理由も考えられます。
- 日本的なカタカナ発音で覚えている
- リエゾンの発音を知らない
- 英語は音がよく変わる・省略されるを知らない
日本人は学校教育の時点で、日本的な発音で英語を覚えていることが多いです。
日本語の発音方法は英語とは異なるため、どうしても日本人の英語は日本語のような発音になってしまいがち。
それもあってか、学校でもテレビでも日本社会で使われる英語は日本人向けなカタカナ発音になっている英語が溢れています。
海外ドラマではよく単語同士をくっつけて発音(リエゾン)するので、それを素早く言われると参ってしまうパターンが非常に多いです。これもまた、単語だけならわかるけど、リエゾンの発音に慣れていないのが原因です。
単語を一個ずつ丁寧に発音するのは大声で叫んだり、文章を強調したいときだけなので、音が変わったり、しっかり発音されないことも。
日本語でもしっかり発音しないときってありますよね?
『いらっしゃいませ〜』 → 『っしゃ〜せ〜』
みたいなことは英語でもあるので、慣れてくると多少発音が省かれても話している内容から単語がわかるようになります。
対処法:自分の知っている発音を疑う
海外ドラマがうまく聞き取れないとは言っても、学校で習った基本的な英語の知識はある人が多いので、英語字幕をつけると簡単な英語だったということも多々あります。
そんなときは自分の知っている発音を疑いましょう!
そして積極的に正しい発音を、聞いたままの音で覚え直します。
この時字幕は読まないこと。
なぜなら、読むと言う行為は自分の知っている発音でしかできないので、間違った発音で読む可能性が高いからです。
字幕の英語は読まずに、文字は忘れて聞いた音をオウムのようにマネるのがオススメです。
自分の発音を正しい音へアップデートする。自分の発音は間違っているかもしれないと思って、海外ドラマの発音を受け入れる姿勢で英語を聞く。このようにすると正しい発音が身につきやすくなります。
3、ドラマの英語が自分のレベルに合っていない
知らない単語やフレーズが多すぎるときは、出てくる英語が自分のレベルに合っていないということ。海外ドラマも医療や犯罪、弁護士関係のものとかになると一気に使われる英語のレベルが上がります。
よくある軍隊や政治が絡んだアクションでも聞き取るのが難しいのであれば、もっと実生活寄りのドラマの方が馴染みある英語が多く聞き取れるようになるかもしれません。
対処法:日常生活の英語が多いドラマを見る
学習目的でドラマや洋画を観るのであれば、より日常生活に近いストーリーのものを選ぶのがオススメ。
英語の聞き取りレベルによっては、赤ちゃん向けのアニメ →子供向けアニメ →ファミリー向けドラマ、という感じで段階的に自分の英語レベルに合わせて見るものを変えていくといいです。
海外ドラマ・洋画の英語が聞き取れるようになるには?
海外ドラマや洋画の英語が聞き取れるようになるには、上記で挙げた聞き取れない原因を潰していくことが近道。以下のことを意識して取り組むことをオススメします。
- 英語のスピード・リズムに慣れる
- ネイティヴの正しい発音を知る・覚える
- 自分のレベルに合わせてドラマやアニメを見る
そもそも基礎英語力がない場合は、基礎の勉強をすることで簡単な英語は聞き取れるようになります。そして、文法や単語を学ぶ際には、正しい発音や発音のリズムを意識しながらマネて発音することでリスニング能力はぐんと上がります。
自分が発音できるものはドラマや洋画でもスッと聞こえるようになるものです。
知らないフレーズがでてきたとしても、一緒に真似して発音することで自分のものにすれば聞き取りもできるようになります。
なので、聞き取りが難しいと感じたら、少し見るドラマのレベルを子供向けに変える(ディズニーアニメもおすすめ)などして徐々にリスニング力を磨いていきましょう!