どうも、ゆっきです。
このブログでは、独学で英語が話せるようになった私が
英語初心者に知って欲しい上達のコツをまとめています。
カナダに行く前、私は英語が話せないけれど
日常会話くらいのリスニングは割とできてた方と思います。
それでも本場の英語は早っ!て思いましたよ。
で、カナダに行ってわかったこともあります。
- は、早すぎて聞き取れないんですけど?!
- 何言ってるのかわからない
- 英語全く聞き取れない
- 壊滅的です・・笑
苦手なリスニングの上達方法知りたい!
このように思っている方向けに記事を書きました。
英語のリスニング上達のコツと、聞き取りができるようになる為に何をしたらいいか?私の経験を元にアドバイス!
- 聞き取れない原因がわかる
- リスニングを伸ばすコツがわかる
- 英語リスニングの勉強方法がわかる
特に初心者は「英語の癖」を知ることが上達の近道です。
英語が聞き取れない原因①:リズムや訛り
生の英語、超早くないですか?(特に現地の人)
もう普通の会話がラップかよ!ってツッコミたくなる人もいます。映画などで見たことあるかもしれませんが、スラム街の黒人の方々が話す英語はラップのようなリズム感があったりします。
そう、英語にはリズムがあるのです。
細かく言うと言葉と言葉の区切り方とかですね!
みんなが同じような英語を話すと思っていたら、相手の話すリズムが掴めなくて聞き取れないです。
英語リスニングが苦手、聞き取れないときは相手のリズムにも注目してみましょう。
聞き取れない時の対処法①:発音のリズムと癖を意識する
ゆっくりな英語、早い英語、クセのある英語
「なんか聞き取りづらい・・」と思ったら
- その人の性格
- 住んでる地域・母国
を意識してみましょう!
例えば、性格が穏やかな人は話し方がゆっくり、中国人の英語はハキハキと強めの口調で中国語っぽいリズム、地域によっては語尾を上げるような話し方をするなど。
同じ英語でも話す人によってリズム・発音のクセで聞こえ方が変わります。
そう、日本で言う地方の訛りが英語でもあります。(当たり前だけど意外と忘れがち)
リスニングでは、相手の話すリズムやクセを意識するだけでも聞き取りしやすくなります。
英語が聞き取れない原因②:早口に聞こえるリンキング・リエゾン(音の連結)
実際の英語は、単語同士をくっつけて発音することがとても多いです。
What are you doing?
(ワラユードゥーイン?)
英語が聞き取れない原因はこのような「音の連結」だったりします。
この音の連結はリンキング(linking)または、リエゾン(liaison)と言われてます。
英語で音の連結はよくあるのですが、
リスニングが苦手な人は単語一つ一つを聞き取ろうと頑張りがち・・。
単語だけの音しか知らない場合、単語同士をつなげたリンキングの音は違うものに聞こえてしまいます。
これでは知っている英語でも聞き取れないのも無理はありません。
リンキングとリエゾンの意味・違い
リンキング/リエゾン意味はどちらも『音の連結』でOK!
2つとも意味はほぼ同じですが、リエゾンはフランス語から来ていて性質に若干違いがあるようです。
私は「リエゾン」しか知らなかったので英語圏で一般的なのは「リンキング」と知って驚きましたよ。なので英語で音のつながりを説明するときはリンキング(linking)というようにしています。
- リンキング(linking)=英語
- リエゾン(liaison)=フランス語
日本ではリンキング・リエゾンが混同されがち。
フランス語のリエゾン(liaison)には、単語だけでは発音されない子音が母音と繋がると発音されるとのこと。
聞き取れない時の対処法②:リンキングを疑う・覚える
英語が早口に聞こえたら『リンキングかも』と疑うようにしましょう。
音をくっつけて発音(リンキング)されると早口に聞こえますが、実際はそうではなかったりします。
例えば not at all (ノラロール)のようなお決まりの発音。
リンキングされた発音を自分がまだ知らないだけで簡単な言葉が早く聞こえてしまいますし、聞き取れないことはよくあるのです。
リンキングはそもそも単語同士が繋がって発音が変わるので、
リンキングを『音のかたまり』として覚えてしまうのが一番。
まずは、いろんなパターンのリンキングを知っていくために、スペルを1つずつ読むよりもネイティヴの発音する『音のかたまり』を意識的に覚えていくといいです。
英語を早口で話す人たちの気持ち?
自分も英会話に慣れてくると早口になる人の気持ちもわかるようになるはずです。なぜなら英語は話す時に使う単語の量が多いからです。
なので言いたいことが長文であるほど、翻訳ロボットみたいに単語一つ一つを丁寧に発音してたら会話終わりません 笑
さらに、リンキングした方が耳触りの良い音が生まれます。
こう考えると、ネイティヴが英語をスムーズに話すためにリンキング(連音)するのも納得できますね。
英語が聞き取れないほとんどの原因は「発音」
ぶっちゃけます。
英語が聞き取れないということは
大抵の場合、”正しい発音がわかってない” だけです。
聞き取れない原因4つ
- 本場の発音がわからない(日本風な発音で覚えてる)
- 英語のリズム・相手の訛りを把握できていない
- リンキングの音がわからない(音の連結)
- そもそも知らない単語、文章、言い回しだった
そもそも知識不足の場合は聞き取れないのは当たり前。
勉強したり調べて覚えていけばOKですが、
ある程度英語が読めるのに聞き取れないのであれば
自分の英語を正しい発音に更新する必要があります。
極端ですが、正しい発音さえ覚えればリスニングの問題はほぼ解決したようなものです。
聞いたことあるかもしれませんが、日本にはジャパニーズイングリッシュなるものが存在します。和製英語もそうですし、発音もしかり。
What? (ワット)の発音を(ホワッツ)という日本人もいます。
もちろんこの場合、”ホ”はいりません。
なんなら(ワッ?)だけで語尾の t は発音しないことも多いです。
学校で英語を習っているのに聞けない・話せない日本人は多いですよね?
授業ではアメリカンっぽく発音できたら妙に注目されたりして・・(いや、それが正しい発音なんですけど)
学校では日本風の発音が蔓延してます。
緊急事態宣言が必要です(笑)
正しい英語の発音がわからないと、実際の会話では『聞けない・話せない状態』になります。
なので、どうしても聞き取れない人は英語の正しい発音を聞いて見直すことを強くおすすめします。
リスニング力を伸ばすコツは「発音」
リスニング上達のためには正しい発音を知ることだと言いました。
そこで聞き取り練習のコツは以下の2つです。
- スペルを読まない(音で確認)
- 英語の発音の癖を知る
スペルを読まない – 発音は ”音” で確認する –
正直、私は日本語の参考書にある発音はあまり信用していません。
意外とあるんですよ、英文の上にカタカナ発音ついていても間違っているの。
発音は文章でなく、”音” で確認することをオススメします。
発音はアプリやネット、Google翻訳などで調べます。
読み書きばかりしてきた日本人はどうしてもスペルを読んで発音しがちですが、ここも落とし穴です。
スペルを全部読もうとするから日本風になるのです。
スペルでは読まない部分があったり、リンキングすると発音が変わります。
なので、聞いたまま発音する練習をして覚えます。
これはリンキングの例ですが、
A lot of people (アローロブピーポー)と聞こえたらそれで覚えます。
A lot of は音が繋がって(アローロブ)とよく発音されますが、
(ア・ロット・オブ)の発音しか知らないと
早口で(アローロブ)と言われた時に絶対に聞き取れません。
また、多くの日本人はフランス語でありがとうは(メルシー)と聞いたことがあるかもしれません。スペルは Merci で確かにメルシーと言いそうですが実は違います。
実際はMerci(メフスィー)と発音されます。
え?「r」の部分は読まないの?とびっくりするかもしれませんが、全てのスペルを読まないことは英語にだってあります。
スペル全部を読もうとすると間違った発音で覚えてしまい、フランス人から聞くと違う言葉になってしまいますよね。
日本人の知っている英語の発音も同じようなのが多いです(困った)
というわけで、英語は聞いたままの音で覚える、オウムになりましょう!
文字はあとづけです。英語が聞き取れないうちはスペルは信用せず、聞いた音で覚える癖をつけるといいです。
日本式とは違う “本場の英語” の発音の癖
英語にはアメリカ英語やイギリス英語があることを下記の記事で話しました。
ここでは私たちが一般的によく聞くアメリカ英語の発音の癖について、リスニングで聞き取れるようになるために解説します。
英語ではよく “t” はラ行発音になる
これは私も英語を使っていて気づいたことなのですが、
アメリカ英語はTのような途中でつっかえそうな音を滑らかに発音する傾向があります。
”t”の発音は(たちつてと)ではなく、(らりるれろ)でよく発音されす。
*細かくいうとラ行とダ行の間の音といわれてますが、音は(らりるれろ)発音で通じるし大丈夫です。
これをFlap T(フラップ T)といいます。
アメリカ英語に対してイギリス英語はしっかり “t” をタ行で発音します。
Waterなら(ウォートァー)
では、ここから色々な例をあげてみます。
*気になる方は実際に調べてみて確認してみると面白いですよ!
t がラ行になる
Party people(パーリー ピーポー)祭り好きな人々
Water(ウァーラー)=水
Battery(バレリー)=電池、バッテリー
what are you doing(ワラユードゥーイン)=何してるの?
Shut up(シャラップ)=黙れ、静かに!
アナと雪の女王で有名なLet it go~ も(レリゴー)ですよね。
バッテリーの発音なんて多分、ほとんどの日本人知らないと思います。私も初めて知った時は「やっぱりそうくるかー !」となりましたよ 笑
t を発音しない “ッ” になる
but(バッ)、get(ゲッ)
button(バッンー)=ボタン
curtain(カーッンー)=カーテン
mountain(マウッンー)=山
Toilet(トイレッ)、restroom(レースッルーム)=トイレ
go to supermarket(ゴールー スーパーマーケッ)
I had forgotten(アィハドゥ フォガッンー)=忘れてました
fortotten とか written のような tt が続く場合も、
t を発音しないので書くと小さい “ッ” になります。
なので ”ッンー” としか聞こえないです。(本当なんだそれですよ。笑)
こういった発音は英語を聞いているとよく出てくるので、
スペルを気にしすぎずに「こういったものなんだ!」と覚えていけばいいです。そのうち慣れてこれが普通になります。
慣れてくると聞き取りもできて、読み方も自分で予測できるようになってきて楽しいですよ。
この発音の仕方をできるように慣れば、自然なアメリカンな英語が話せるようになります。
楽しみながら”聞いたまんま”音を真似していきましょう!
私がカナダでやってた英会話のリスニング勉強方法
英語が聞き取れない、リスニングが苦手という人は日常生活の簡単な英語を普段から聞くと耳が慣れてきます。
私はカナダでよく子供向けアニメや番組を見ていましたが、日常英会話もままならない状態のときにこれはとても良かったです。
海外の子供向けアニメを見る
おさるのジョージは英語を話さない(猿なので 笑)のでナレーターが英語で解説しながら話が進みます。日常生活の英語がたくさん出てくるのですごくおすすめ。英語字幕もつけれます。
このように毎日アニメを見ているとよく使われる表現がわかってくるんですよね。
「この表現ってこんな場面でよくいうよねー」みたいな。
そしたら、一緒にマネして自分でも言えるように覚えるのです。
ドラマの中でハイキングに行った人が「疲れた」というとき
I’m tired (アイム タイァード) と言う時もあれば
I’m exhausted(アイム イグゾーステッド)と言うことも。
気になって調べると、exhaustedは「クタクタに疲れた」
時に使う表現だとわかりました。
と、こんな風に自分の語彙力アップも期待できるので
リスニング勉強にはアニメやドラマがおすすめというわけです。
楽しみながらリスニング上達したい人にはもってこい!
ぶっちゃけ英語が全く聞き取れない人は、赤ちゃんが見るようなアニメからでいいと思います。
「この私が赤ちゃんアニメだとぉ〜!」と思うでしょうが、
正しい発音がまだ聞き取れないうちは、赤ちゃんスタートも全然アリです。
この際、恥ずかしさ抜きに、英語圏の人たちが子供のころ歩んできた道を同じようにたどるのです。もちろん、余裕で聞き取れて物足りないなーと感じたら、対象年齢をあげて幼稚園児くらいが見そうなアニメを見ます。
こうやって聞き取れる英語のレベルを上げていきます。
これと同時にファミリー向けドラマも一緒に見ると、簡単な英語と大人が使う英語の両方が聞けていい勉強になります。
字幕映画を見るのも悪く無いですが、使う英語が難しすぎて頭に残らないので初心者にはオススメできません。
初めは、自分で発音がマネできるくらいの英語が出てくるものがいいです。
ファミリー向けのコメディードラマは、比較的簡単な表現がたくさんなのでオススメです。